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ナマケモノの日々


by adisesaworks

シュレーディンガーのにゃんこたち

科学の実験をすると、観測する人の意識が、どーしてもはいりこんでしまうので、実験結果が変わってしまうのだそうです。

外からは何も見えないブラックボックスに、猫がはいっているものとする、と。この場合、フタを開けてみるまでは、猫が生きてるか死んでるか、わからない、と。フタを開けてみると、波束収束がおこって、生死が確定するんですと。これが、シュレーディンガーの猫、というお話。たぶん。

これを読んだとき、シュレーディンガーさんの意図するものとは関係なく、どんどん妄想がふくらんでしまいました。

生きているようでもあり、死んでるようでもある猫。あ、いや、ブラックボックスにいるときは、猫ではないかもしれないし、生命体でもないかもしれないし、物質ですらないかもしれない猫。原子ですらないかもしれない猫。

アカ-シャ(虚空)のようなブラックボックスから、フタを開けると登場する猫。ふたたびブラックボックスにいれると、また、猫でもあり猫でもないものになってしまうかもしれない猫。

ヴェーダや、般若心経(ハートスートラ)の世界でしょ。

量子の世界にきて、やっとヴェーダに近づいてきたんだね。

スピリチュアル派の「意識が現実をつくっている」っていうのも、あんがい源流はこんなところにあるのかなあ。
by adisesaworks | 2008-04-18 13:08 | 日々のあれこれ